ジャンパー膝のイメージ画像

通称ジャンパー膝、ジャンパーズニーは、特にジャンプ、急ストップを繰り返すスポーツをする選手に多く正式名称を膝蓋腱炎と言います。スポーツ選手にとって膝の痛みはパフォーマンスだけでなく選手生命に関わりかねない重要な問題です。

そこで今回は、ジャンパー膝・ジャンパーズニーで痛みが出ていたとしても、自分で原因を知り、対処できるセルフ整体をお伝えします。セルフ整体を続けることで怪我知らずの体が手に入るでしょう。

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ジャンパー膝・ジャンパーズニーとは?

膝蓋腱炎とは、膝のお皿の下からスネの骨(脛骨)についている膝蓋腱という腱が使い過ぎや負担のかけすぎで炎症を起こしてしまい痛む疾患です。重症になると膝蓋腱断裂、腱が骨から剥がれる剥離骨折に及ぶこともありますが、大抵はお皿の下が痛み、指で押すと痛いという症状がでます。

ジャンパー膝・ジャンパーズニーの症状

代表的な症状です。以下の症状があるからといって必ずしも膝蓋腱炎ではありません。正確に診断をして欲しい場合は医療機関を受診しましょう。

初期

・運動中、運動後に膝下に痛みを感じる

・膝下を押すと少し痛い

中期

・激しい運動だけでなく軽い運動でも痛みを感じる

・膝下を触ると痛みがかなりある

後期

・何もしなくてもジンジン痛みがある

・膝が腫れている

・歩くだけでも痛い

ジャンパー膝・ジャンパーズニーの原因

西洋医学的見解

膝の使い過ぎ

オーバーユースと呼ばれスポーツ障害の代表的な原因です。

成長期

成長期の骨の急激な成長に筋肉が追い付かず引き伸ばされて膝の柔軟性、衝撃力吸収が低下し膝蓋腱が炎症を起こします。

整体的見解

整体の見解では、膝の使い過ぎや、成長期はなんら関係ないと考えています。成長期でどんな激しいスポーツをしていても痛みが出ない子は出ません。

なぜ膝の下の膝蓋腱が炎症を起こしてしまうのかを構造的に考えなければなりません。以下のように考えます。

膝の前後スライド

腿の骨(大腿骨)とスネの骨(脛骨)は丁度膝の部分で関節として働いています。この膝関節が前後にスライドし膝蓋腱を引っ張ってしまいそのままスポーツを続けた結果痛みがでます。

膝の捻じれ

膝の関節が捻じれると膝蓋腱も捻じれるためそのままスポーツを続けると炎症が起き痛みに繋がります。

ジャンパー膝・ジャンパーズニーの方が日常で気を付けるべき事

膝蓋腱炎を予防するには、スポーツ時よりも日常生活に気を付けなければなりません。なぜかというと、スポーツ時は筋肉に力が入っていますので、骨はズレにくいのです。

しかし、日常生活は筋肉の力が抜けやすい状態ですので、ちょっとした癖で骨がズレてしまいます。骨がズレたまま激しいスポーツを続ければ痛みが出るのは火を見るより明らかです。

日常の癖

片足荷重、足組、アヒル座り、女の子座りなどは、膝の捻じれ、前後スライドを助長してしまいますので、避けましょう。

急ストップ系の運動

ジャンプ系は案外大丈夫なのですが、急ストップ系の運動の仕方が下手だと膝関節が負荷に耐え切れずズレてしまうことがあります。ここでは言及しませんが、古武術の動きなどを参考にされると膝関節に負担がかかりにくい体の使い方を手に入れることができると思います。

ジャンパー膝・ジャンパーズニーのチェック方法

お皿のすぐ下を軽く押してみてください。痛みが少しでもあるとそれは異常です。必ずしも膝蓋腱炎ではありませんが、膝に何らかの形で負担がかかっていることには間違いありません。通常であれば押しても少し固い程度で痛みはありません。

ジャンパー膝・ジャンパーズニーの整体

全身整体は必ず行い、その上で膝のスライド、捻じれをじっくりと調整していきます。股関節、膝、足首、踵、腓骨は特に入念に調整します。膝に症状が出ていても原因がそこではない場合が多々あるためです。

私が推奨している整体師も同様のやり方です。とにかく、膝だけでなく全身調整を基本とします。

ジャンパー膝・ジャンパーズニーのセルフ整体

ツボ療法

1か所につき30~60秒程度気持ちいいぐらいで刺激します。ツボの位置がわかりづらい場合は、手の平でツボを覆って刺激しても効果があります。

曲池

人差し指の延長線上の肘のしわ部分で押すと痛みがあります。東洋医学的には炎症は免疫低下が原因で起こります。

ドケルバン病 ツボ

三陰交

内側くるぶしから指4本分くらい上です。炎症を抑える働きがあります。

ドケルバン病 ツボ

陽陵泉

膝の外側にある出っ張った骨(腓骨頭)の下辺りになります。筋肉、靭帯のツボです。

骨盤矯正 ツボ

 

総括

膝蓋腱炎の厄介な部分は脳に残るということです。スポーツにとっては膝は重要な部分の一つですので、一度痛めてしまうと嫌でも脳に残ります。そうなるとスポーツパフォーマンスはがた落ちになってしまいます。

今回のセルフ整体をやれば痛みがその場で収まるか和らぐはずです。しかし、脳自体はまだ身構えていると思いますので、「セルフ整体をやれば痛みが取れる」という良い記憶を何回もやり脳に植え付けてあげてください。そうすればあなた本来のスポーツパフォーマンスが戻ってくるはずです。

もしあなたが、経済的余裕があるのであれば、有能な整体師を探し、痛みが治ることをその場で実感してください。出来るのであれば、整体した後にすぐに運動をし痛みが出ないことを確認し脳に植え付けてください。

一般人と違いスポーツ選手は繊細な感覚を持っています。だから複雑な動きのスポーツができるのです。しかし、その分一度故障してしまうと繊細に感じてしまうのも事実。なので予防が一番重要だとお考えください。

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。拝

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